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美容や健康のためにコラーゲンが大人気ですが、そのコラーゲンはT型、U型、V型・・・と20種類以上に分類できることをご存じですか? 例えば、T型コラーゲンは皮膚、靭帯、腱、骨などに多く存在し、U型コラーゲンは関節軟骨に多く存在することがわかっています。 |
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また、一般に食品のコラーゲンは体に入った後、アミノ酸のレベルまで分解されて、生体に必要なコラーゲンの材料として利用されています。ところが、今回ご紹介する『非変性コラーゲン』は、ほぼそのままの形で小腸まで届き、しかも腸の免疫システムが“異物”ではなく“栄養素”として認識する特徴があるために、“コラーゲンがコラーゲンとして利用される”という新しいものです。 |
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「非変性U型コラーゲン」は、アメリカで開発されたもので、関節ケア対応の新素材として注目を集めていますが、笹塚クリニックでは、国産の「非変性U型コラーゲン」にヒアルロン酸を加えた製品を採用して処方しています。 |
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健康な軟骨の成分は、右のグラフが示すように大半が水分です。そして、約15〜20%がコラーゲン、グルコサミンやコンドロイチン硫酸は3〜5%を占めています。 |
また、コラーゲンには、アミノ酸組成によって20種以上の“型”があり、関節の軟骨はU型が大半を占めます。したがって、軟骨を再生するためには、U型コラーゲンが必要です。 |
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軟骨の主成分は3つ |
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軟骨の主成分は、骨組と外壁を作る『コラーゲン』、内側のゼリー状のものが『プロテオグリカン』、プロテオグリカンに含まれている『水分(ヒアルロン酸)』の3つです。栄養素として、これらが不足すると軟骨の破壊が起こります。 |
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関節のコラーゲン補給には、『非変性U型コラーゲン』がおすすめよ。非変性ということは、体内にある状態にとても近い形のまま体に吸収されるということなの。しかも、U型だから軟骨に多いコラーゲンなのよ。一般に売られているものは変性してしまうT型が多いのよね〜。私は、皆さんが食べている鮭のヒズ(氷頭)から生まれたのよ! |
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おなじみのグルコサミンは、体内でプロテオグリカンに変るよ。プロテオグリカンの前駆体がグルコサミンというわけ。粘りのあるムコ多糖の成分として、軟骨の細胞作りのためには欠かせない栄養素さ! |
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乾燥ってイヤよね。うるおいが足りないと、軟骨の滑りが悪くなるから、コンドロイチンを摂って補充してね。保水力バツグンよ!プロテオグリカンに水(ヒアルロン酸)を含ませる役目をしているの。 |
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一般的なコラーゲンと、どう違う? |
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コラーゲンには数多くの種類がありますが、軟骨に多く存在するのがU型コラーゲンです。一般に市販されているコラーゲンは、精製の段階で分子構造が壊れてしまっていますので、たんぱく質として栄養素にはなりますが、軟骨のコラーゲンとしてそのまま利用されることはありません。 |
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しかし、非変性コラーゲンは文字通り変性を起こしていないコラーゲンなので、体内にあった状態に非常に近い形のまま、体に吸収されます。しかも、U型コラーゲンは軟骨に多いコラーゲンなので、“関節の恵み”ともいえるコラーゲンです。 |
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新しいコラーゲンの特徴である“エピトープ”とは? |
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エピトープ (epitope) は、抗体が認識する抗原の一部分のことです。非変性U型コラーゲンには、このエピトープと呼ばれる活性結合部位が存在します。 |
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一般のコラーゲンは、精製の過程で化学処理されますので、コラーゲンがバラバラになり、エピトープも破壊されてしまいます。しかし、エピトープが破壊されずに、コラーゲンが編まれた形のまま抽出できる製法が日本でも開発されました。 |
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このエピトープは、腸のパイエル板(免疫誘導装置)によって、『栄養』として認識されるという通行手形のような役割をします。エピトープがあるおかげで、腸がコラーゲンを異物ではなく栄養素として認識しますので、“編まれたままの、分子量の多いコラーゲン”であっても、そのまま体内に吸収されるわけです。 |
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関節リウマチの症状にも改善効果あり |
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関節リウマチは、免疫系の異常により、関節を取り囲んでいる滑膜が炎症を起こす、自己免疫疾患です。変形性関節症との違いは、@朝起きて手のこわばりが30分以上ある。 A左右対称に起こる。 B3か所以上の関節で起きている。 ・・・などがあります。 |
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関節リウマチを患っている場合、異物に対して身体を守る免疫システムが適確に機能していないため、関節軟骨中にある自分のU型コラーゲンを異物と誤認して、自分自身のコラーゲンを攻撃して破壊してしまいます。非変性U型コラーゲンは、この関節リウマチに対しても良い臨床結果を出しています。これは、免疫システムが異物でなく栄養素としてコラーゲンを認識するためです。 |
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薬剤のような副作用も起こさないので、お悩みの方はぜひ一度ご相談ください。 |
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どの位の量を摂れば良い? |
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1日に、カプセルを1粒、就寝前に摂っていただくのが効果的です。カプセル1粒中、非変性U型コラーゲンが16mg(※1)と、ヒアルロン酸も20mg含まれています。 |
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(※1)原材料として非変性U型コラーゲンを40mg使用していますが、40%濃度の原材料なので、非変性U型コラーゲンとしては1粒に16mg含有です。 |
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一度にたくさん摂っても、全てを吸収できるわけではないので、1日1粒を毎日続けていただくことが大切です。炎症が治まって痛みがなくなっても、組織がしっかりとしてくるのには時間がかかりますから、最低でも3ヶ月はお続けください。 |
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また、リウマチの方の場合は、1日に2粒をお摂りください。 |
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費用はどれくらいですか? |
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非変性U型コラーゲンは、30日分で3,000円〜6,000円(本体価格)です。変形性関節症の場合や、リウマチの場合など、その方の症状に合わせて相談の上で処方します。グルコサミンやコンドロイチンをすでに摂っている方は、そのまま継続してください。それぞれに役割がありますので、軟骨を再生するためには、3種類を一緒に摂るのが一番効果的ですが、費用の面でご心配な方はご相談ください。 |
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注意点や安全性は? |
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主原料は鮭鼻軟骨(氷頭)から抽出されたもので、国産原料を使用しています。また、薬との飲み合わせでご注意いただくことはありません。非変性U型コラーゲンは熱に弱く、50℃以上では変性してしまうので、夏場の車内など、高温になる場所には置かないようご注意ください。冷凍も避けてください。また、お茶、お湯、ぬるま湯などと一緒に摂らずにお水で摂ってください。 |
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笹塚クリニックは、渋谷区にある内科クリニックです。サプリメントを使った栄養療法を行っており、サプリメントの効果的な摂り方を紹介している予防医療専門のクリニックです。
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