ラフィノースは、ビート(甜菜または、砂糖大根)から分離精製して得られるオリゴ糖です。ラフィノースは、胃や小腸で、消化酵素によって消化吸収されることなく大腸に達します。大腸に達したラフィノースは、腸内の善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌のエサとなり、ビフィズス菌を増やしますので、結果的に腸内環境が整っていきます。
また、胃や小腸において消化吸収されないため、エネルギーとして使えないので、糖を摂りたくない人や、カロリーを気にする人にはうれしい甘味料といえるでしょう。
善玉菌が増えて腸内環境が整うと、いろいろな健康維持につながります。例えば、消化吸収の向上や、病原菌の感染防止、免疫力を強化させたり、ビタミンを合成する力を強めることができます。免役の低い人や、アレルギー反応を起こしやすい人は、腸内環境を整えることが重要です。ラフィノースは、やさしく腸内環境を整えるのに役立ちます。
ラフィノースは、北海道の大地で育てられたビート(甜菜)から抽出・精製された高純度オリゴ糖です。秋の収穫時期になり気温が低くなると、ビートは凍結を防ぐために自らの細胞内にラフィノースを蓄え始めます。厳しい自然環境の中で育まれたオリゴ糖です。数あるオリゴ糖の中で、全く吸湿性がない唯一のオリゴ糖で、扱い易いのが特長です。ラフィノースの甘味度は、砂糖を100とした場合、20%強あります。そのまま食べても良いですし、何かに混ぜて摂っても美味しく摂れます。また、加熱した時の安定性は砂糖とほぼ同等であり、140℃までは安定しています。
ラフィノースは、虫歯の原因になりにくく、糖尿病の方も安心して摂ることができます。
ラフィノースは大腸まで届いて善玉菌のエサになるため、腸内菌叢改善、便通・便性の改善、腸内腐敗産物の抑制作用があります。また、小児科においてはアトピー性皮膚炎の患者に処方されることが多く、治療効果が確認されています。これは、ラフィノースを摂ることで腸内に常在している真菌のカンジタ菌を抑制する効果があるため、薬剤による抗真菌療法に比べてやや効果は劣るものの、副作用がなく、より安全な方法と考えられています。カンジタ菌を抑制するためには、甘い物、果物、アルコール過多といった、カンジタ増殖因子を除くことも大切です。
1日に摂取する目安量としては、乳児から2歳までは1日1g、3歳から5歳までは1日2g、6才以上は1日3g、成人は1日6gをおすすめします。
笹塚クリニックでは、アトピー性皮膚炎の方や、カンジタ菌抑制、便通を良くしたい方にラフィノースを処方しています。お子様からお年寄りまで、どなたでも安心して摂ることができます。

笹塚クリニックは、渋谷区にある内科クリニックです。サプリメントを使った栄養療法を行っており、サプリメントの効果的な摂り方を紹介している予防医療専門のクリニックです。

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