PMS(Premenstrual Syndrome)は、日本語では「月経前症候群」と呼ばれます。主に月経前の1週間にはじまる心や体に起こるさまざまなトラブルのことで、月経開始後2、3日以内に症状が消失し、月経後の1週間は症状がないのが特長です。 
その症状は「不安定な精神症状」、「手足のむくみ」、「筋肉・関節の痛み」、「乳房の腫れや痛み」、「頭痛」、「めまい」、「目の痛み」、「眠気や不眠」、「便秘や下痢」、「吐き気」、「食欲過多」など、多岐にわたります。
 PMSに苦しむ人の人数は、群馬大学医学部教授の松本清一氏によると約1300万人とのことです。日本国内に女性は約6500万人、その内月経のある年齢を15〜49歳とすると、約2650万人ですから、おおよそに2人に1人はPMSの苦しい症状で病院にかかっていることになります。しかし、病院にかからずに苦しんでいる人がもっと多くいることが予想されます。
 対策ですが、自力でPMS症状を軽減するコツのようなものが生活する中に多くありますので、そのコツを正しい知識から学んでいただくために、ぜひこのページをお読みください。

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